ピーターラビットも同い年?!、映画『ピーターラビット』

ぬぼでこ

2018年05月19日 17:00

こんにちは。学芸員の水野です
昨日公開になった映画、『ピーターラビット』、CMで流れれば、ふわふわでモフモフのピーターラビットに夢中になります。

実は、ピーターラビットはアール・ヌーヴォー最盛期の1902年に初版が出ました。

著者のビアトリクス・ポターとエミール・ガレは同時代を生きていたのですね。


ピーターラビットの故郷の英国では、チャールズ・レニー・マッキントッシュの斬新なデザインが世間を驚かせている、まさに同じときなのです。


ポター家は夏の休暇にスコットランドへモデルとなったウサギのベンジャミンと一緒に訪れていたようなので、もしかするとマッキントッシュがデザインしたティールームにも寄っていたかもしれません!


ピーターラビットが出版された1902年にマッキントッシュがデザインした椅子「ラダーバック」

ポターは自然、とくにキノコ、と動物に興味を持ち多くの動物を育てていたといいます。ベンジャミンと名付けたうさぎをモデルにピーターラビットが誕生しました。
うさぎだけでなく物語の中にはカエルやアヒル、猫、森の動物たちが登場します。ガレのうわさなども聞いたことがあるのでしょうか・・・。気になります。


エミール・ガレ 1900年~1902年作 葡萄文蓋付き花器ポーラ美術館蔵


映画を見てみようと思いますが、その時代背景を心にとめてみようと思います。

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